Ibanez ベース用ピック PA1M

ピックの選択について、「コレでなければならない」のような深いこだわりを持っているプレイヤーは多いと思います。
かのエリック・ジョンソンさんは、愛用のジム・ダンロップ製のピックが廃番になってしまったとき、
古いピックのエッジをヤスリで削りながら使っていたそうです。
そこまでこだわっていなくても、 何となくコレがいい、というものはありますよね。

楽器やアンプ、エフェクターよりも、ピックは持ち替えの経済的ハードルが低くて手軽に交換できます。
特に意味がなくてもいつもと違うピックを使ってみると、ちょっとした違いに面白さを感じることでしょう。

レコーディングなどでサウンドやフィーリングをちょっと変えてみるなどの目的で
ピックを持ち替えてみるというのは、 実はなかなかに実践的なアプローチです。
スタジオミュージシャンの中には、常に仕様の違うピックを何枚も持っている方もいらっしゃいます。
 
新しいピック、面白いピック、扱ったことのないスタイルのピックなど、どんどん試してみることをオススメいたします。
そんなわけで、先日発売になりましたIbanez製の「円形ピック」を試してみました。
「アタックを丸くするベース専用のピック」 だというのを後で知りましたが、ギタリストが使っても結構面白いと思います。
 

アイバニーズ ベース用 円形ピック

Ibanez ベース用ピック PA1M

自分としては「ジャズギターのような丸くて甘いトーンに近くできるのではないか」という目論見がありました。
もちろん何十万円もするギターの音色を108円のピックで出せるわけではありませんが、 クリーントーンで弾いてみますと、
いつもの尖ったピックとの違いがはっきり出て面白みを感じます。
アコギを弾いてみても面白く、「物凄くウマいヒトの指弾き」のような音になります。
 
これは練習用ピックとしても優秀だと思います。
ピッキングの理想は、 「弦と限りなく平行に近い、ちょっとだけ角度がついた当て方」です。
特にロック系のプレイヤーによく見られると思いますが、ピックを弦に当てる角度がキツすぎる場合、
楽器的に欲しい弦振動が得られずに、「抜けない、何を弾いているのかわからない、
音が出ているということだけがわかる音」になりがちです。
そういう弾き方をする方がこの円形ピックで演奏してみると、 ろくすっぽ音が出ない、という屈辱的な結果になりますが、
このピックで練習して理想的な角度を手に入れてからいつものピックに持ち替えて弾くと、
サウンドに劇的な変化が起こります。
もちろん「ちょっと角度キツ目で、指の曲げ伸ばしで弾く」現代的な速弾きのスタイルには不向きです。
あくまでもスタンダードな基礎の練習についての話だと思ってください。

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