1980年代後半から1990年代にかけてのわずかな期間に存在した伝説のブランド”Orville”。
日本メーカーの、本家に迫る完成度の高い技術に対して、GIBSONが正式なライセンスを与えた日本製レスポールです。細かなディティールにも拘った丁寧な作りで数多くのファンを国内外に持ち、 年々希少性が高まる”Orville by Gibson”。
本器は、シリアルより1992年に寺田楽器にて製造されたゴールドトップフィニッシュのレスポールスタンダードです。残念ながらネック補修歴のある個体ですが、その他は年代の割に状態は良く、目立つダメージは見受けられません。
本家でも上級機種にしか採用されない ディープジョイントネック仕様で、ネックとボディがしっかり一体となって鳴ってくれます。ピックアップは、おそらく”490R/498T”と思われ、レスポールらしい太く豊かなトーンを奏でます。