
“H.S.Anderson”は1973年にデビューし、当時としては斬新かつユニークなモデルを製作していたブランドです。 日本のオリジナルギター史の中でも品質面で極めて高い評価を得ており、現在でも国内外の市場で需要が高く、その品質はその後の”Bill Lawrence”や”Aircraft”といったブランドに受け継がれています。 “MAD CAT”は、その中でも極めて人気のあるモデルで、現在でも「名器」として語り継がれています。
HOHNER USA社からの依頼で「HOHNER」ブランドとして何本か輸出されたこともあり、その中の1本が「プリンス」の手に渡り、映画「パープルレイン」でのメインギターとして使用された事で世界的に知名度が上がったモデルです。 当機は、2009年に一時的に復刻生産し少量が販売されましたが、楽器店店頭に充分に展示される間もなく完売しました。 エッジの効いた歯切れの良さとエフェクトのノリが良い、テレキャスライクな抜群のサウンドです。