1970年代から80年代にかけて、フォークブームとともに人気を誇ったモーリスの「Wシリーズ」。
初・中級者向けながら、名器TFシリーズの流れを受け継ぎ、厳選された素材と細部にわたる丹念な作りは当時の国内メーカーのこだわりが感じられます。
当機は”モーリス”から79年頃に発売された「Wシリーズ」上位機種の”W-70″です。
トップにはスプルース単板、サイド/バックには合板ながら希少材の”ハカランダ”が採用されております。
“Martin/D-41″を髣髴とさせる、縦ロゴ・ヘキサゴンインレイ・3ピースバックで高級感を漂わせるプロポーション。
当時、短期間のみ生産され中古市場でも流通が少ない大変希少なモデルです。
充分な音量感で、抜けの良い鈴なりの高音と、力強いパワフルな低音で歯切れの良いサウンドです。