丁寧な造りで定評のある”The Kasuga”のフラットマンドリン。
1935年に名古屋市で創業した歴史ある老舗楽器メーカー春日楽器。
70年代からバンジョー・マンドリンなどのブルーグラス系楽器をメインに製造を始め、日本のブルーグラス・シーンを支えてきたブランドです。
アコースティックギターやエレキギター/ベースなども製造しており、1990年に歴史の幕を閉じましたが、非常に丁寧な作りをしていて”The Kasuga”ブランドのアコースティックギター等のファンも未だに多いようです。
当器は、Gibsonマンドリンを彷彿とさせる”The Kasuga”のカスタムモデル”M-70″。
おそらく、80年代に製造されたモノだと思われますが、見るからに上質な材料が使用されており、丁寧な造りのスクロールや装飾、各部の作り込みから、当時の国産ならではの繊細さが伺える上質なフラットマンドリンです。