ボブ・ウェア(グレイトフル・デッド)シグネチャー、アメリカで高評価を得たプロ仕様の希少モデル。
国産エレキ・ギターの輸出専門ブランドとして海外で評価を高め、独自の地位を確保していた”アイバニーズ”。
その幅広い海外でのコネクションを活かし、数多くの高名なミュージシャンとタイアップすることで1973年に4桁の数字が冠されたシリーズとして、ブランド初のオリジナル・プロダクト「The ARTIST SERIES」を完成させ、海外-特にギブソン、フェンダーという2大ブランドがシェアの大半を独占していたアメリカ本土において、一大センセーションを巻き起こしました。
そのリミテッド・バージョンとして76年から正式にカタログ上に登場したのが、プロ御用達の特別モデルやプロトタイプをほぼ同一スペックのまま再現した通称“プロフェッショナル・シリーズ”です。
当機“2681”Bob Weir(ボブ・ウェア)モデルは、最も上位のシグネチャー・モデルとしてトラスロッド・カバーに「Professional」の文字が刻まれ、76~79年まで製造、発売されるという、リミテッド・モデルとしては異例とも言えるロングセラーを記録したモデルです。
特徴的なジャーマン・カーブ風のトップ形状でアッシュ・ボディというマテリアル、”バッファロー”ヘッドは、全体を被うバインディングも見事です。漆黒のエボニー指板に打たれたフレットには、オーバーバインディング処理が施され、絢爛豪華な「ツリー・オブ・ライフ」が彫られています。
ピックアップは“Super80”が搭載され、歪ませても芯のあるクリアでパワフルなサウンド。演奏性も抜群です。