1970年代YAMAHA Lシリーズを代表する前期型モデル「L-8」。
オール単板ならではの豊かな鳴りと、国産ヴィンテージらしい確かな作りを備えた一本です。

本機 YAMAHA L-8 は、1970年代に製造された前期型モデルで、内部ラベルの形式・装飾仕様・ヘッドロゴのデザインなどから、1976〜1977年頃の製造と推定される個体です。ヤマハのアコースティックギターが世界的評価を得始めた時期のモデルで、木工精度の高さと安定した設計は現在でも高く評価されています。
トップにはエゾ松単板、バック/サイドにはバリサンドル単板を採用したオール単板仕様。70年代ヤマハらしい芯のある中域と、まとまりの良い低音域、そしてスプルース特有の明瞭なアタックがバランス良く共存した、扱いやすいサウンドキャラクターです。力強いストロークから繊細なフィンガーピッキングまで幅広く対応し、年式を感じさせない豊かな響きを楽しめます。
ネックは握りやすいシェイプで、指板およびブリッジにはエボニーを使用。70年代の堅牢な構造により、経年しても安定したネック状態を保っています。本機には、コンタクトピックアップが増設されており、エンドピン部分はジャック仕様に変更されています。ライブや録音用途でも即戦力として活躍できる実用的なアップデートです。
前期型Lシリーズの特徴である丁寧なバインディングワークやロゼッタのデザイン等、現行モデルにはないクラフト感を味わえる一本です。プレイヤーの方はもちろん、国産アコースティックの歴史を感じられるヴィンテージモデルをお探しの方にも、ぜひおすすめしたい1本です。











