Les Paulモデルの最上位機種として1954年に産声を上げた「Gibson Les Paul Custom」。
当機は、ブラック・フィニッシュにゴールドパーツを併せたルックスで”ブラック・ビューティ”との愛称で呼ばれた、70年代初頭迄のマホガニー・ネック期の個体。
レスポールカスタムを使うギターヒーロー達が持っていた愛機のスペックが、70年代から1980年に造られたものに集中している為、今最も注目度の高い”ヴィンテージ・ギブソン”とも言える”early 70s”です。
メイプルトップ、パンケーキ構造のマホガニーバック、ボリュート付の3ピースマホガニーネック、iドットの無いGibsonロゴなどが特徴。
グローバー製のペグへの変更が見られますが、比較的オリジナル度は高く、テールピースを固定するアンカー穴のプロテクタープレートや細くて低い“フレット・レス・ワンダー”と呼ばれるフレットもオリジナルのまま残っております。
ピックアップはこの時期迄採用された”ステッカード・ナンバード・PAF”が搭載されており、アッセンブリーもオリジナルをKeepしています。
塗装ダメージやキズ等がそれなりにあるプレイヤーズ・ヴィンテージですが、ルックス/サウンド共に”ロックフィール”溢れる「レスポールカスタム」です。