当時のYAMAHA肝入りのフラッグシップグレード”Lシリーズ”として名を馳せる”L-10″
Lシリーズのレギュラーライン初期ミドルクラスの中では圧倒的人気を誇るモデルです。
“L-10″は、年代によって仕様に違いがございますが、当機は最も人気の高い”前期型モデル”になります。
“前期型モデル”の特徴はなんといっても使用しているボディ材にあります。
トップにはエゾ松(スプルース)、サイド/バックには”ハカランダ”を使用した総単板仕様。
その他、5フレットから始まるモザイク調のウッドインレイ、エボニー指板&ブリッジ、TM-50Gペグなど前期型の代表的な特徴を備えております。
ブライトで粒立ちの良い音質、ストロークプレイでも中低域がふくよかでしっとかりと鳴り、明瞭な高域を持った極上のサウンドです。
10年以上前にYAMAHA専門のリペアショップにて、ネックリセットとフレットの打ち替えの補修歴があるとの事でしたが、
言われなければわからない程、リペアの完成度は高いと思います。
また、入手時にナット摩耗のため、ナットは新たに作り替えております。