1966年から1972年まで製作され、量産された国産アコースティックギターの第1号として発売された”FG-150″。
木のニュアンスを出し、鳴りを良くする為に薄く作ったトップ材に木目を斜めにしたものをサンドイッチする構造で強度を上げたトップは、
合板とは思えない鳴りで、ボディサイズからは想像が付かない爆音サウンドを発します。
また”FG-150″は、ハイフレットをあまりつかわない当時のプレイスタイルから、弦高が高い個体がほとんどですが、
この個体はサドルが調整され、12F/6弦側で約2.2mmの弦高となっており、現在のプレイスタイルにおいても非常に扱いやすくなっております。