1956年フルオリジナルの”ES-175″
“P-90″リアルヴィンテージの極上サウンド。
1949年に発表された”ES-175″はオール・ラミネイト・メイプル製のカッタウェイ付き深胴ボディを持つモデル。
ピックアップには当時新たに開発された”P-90″シングルコイル・ピックアップが1基搭載されましたが、57年前期にハムバッカーに変更され、 60年代以降は53年に登場した2ピックアップ仕様(ES-175D)に人気が集中していった事で1ピックアップ仕様のES-175は、71年に製造中止となりました。
当機は、ピックアップがハムバッカーに変更される直前の”P-90″が載った1956年製、オリジナルといえる”ES-175″です。
1PUレイアウトでジャズにうってつけの甘いサウンドとプレイアビリティの良さで多くの名手が愛用したことから現代ではジャズギターの定番機種となっています。しかしながらブルーズやソウル/ファンクなど幅広いジャンルをカバーできる懐の深さもあり、ジャズに限らない多くのプレイヤーに愛用されています。
“ES-175″はハウリング防止のために生鳴りを抑えた構造になっていますが、それでも楽器の生音はピックギターを思わせる軽やかさと明瞭さがあり、アコースティックギターとしても充分に通用します。
ほど良い出力感で乾いた抜けの良いトーン、太さと艶感、シャープさを持ち合わせた”P-90″リアルヴィンテージの極上サウンドを生み出してくれるフルアコです。