ネックバインディング仕様のヴィンテージSG。この年代ならではの心地よい抜群のサウンドです。
74年頃に製造されたとみられる、スモールピックガード、ネックバインディング仕様の”SG standard”。
マホガニーボディ、ボリュートが施された3ピースマホガニーネック/セットネックジョイント、22Fのローズウッド指板、ハーモニカのような形状の”Wide Travel Tune-O-Matic”ブリッジなど、この年代の独特な仕様となっております。
シリアルNoと仕様からは、72年後期から74年までの間に製造された個体と判別できますが、ポットDATEは読み取り不可でした。(ポットは変更されている可能性もございますのであらかじめご了承ください。)
ピックアップはオリジナルのスーパーハムバッカー(Super Humbucker Tar Back)を搭載。
裏がエポキシで固められたこのピックアップは、1972年からGibson社の設計担当として契約しのちに世界的ピックアップデザイナーとなったBill Lawrence(ビル・ローレンス)が主導で開発し、DiMarzio社の創業者 Larry DiMarzio(ラリー・ディマジオ)もそのプロジェクトに携わったとされる名器です。タイトで太い低音域とミドルから高音域まで、聞き心地のよいジャジーなサウンド。コードワークの再現性も良く、ロック等の演奏には相性抜群です。