最新技術が駆使された、極上サウンドの”HD-531 ATB”が入荷。
大変レアな”ブラウン サンバースト”の個体です。
マスタービルダー百瀬恭夫氏が1977年にスタートした”Headway Guitars”は、長野県松本市で一本一本こだわりのギター制作を続けている国産ギターブランドです。
当機は、百瀬氏の下で10年以上のキャリアを積んだ数人のメンバーで製作する「Aska Team Build series」のフラッグシップモデル”HD-531″。
この渋い”ブラウン サンバースト”カラーは、ほとんど市場に出てこないレアな個体です。
トップにシトカスプルース、サイド&バックにはローズウッドを採用したオール単板ボディ。サウンドの要であるブレーシングには、マスタービルダーである百瀬氏がヴィンテージギターをヒントに辿り着いた「34’Semi-forward」のスキャロップド ブレーシングを採用。ブレーシングのクロス位置がサウンドホール側に近いところに設定され、ブリッジ付近のオープンスペースが広くなることによってトップ板が振動しやすくなり、低音域がより強調されたふくよかなサウンドとなります。その音色には一粒一粒に芯があり、豊かな倍音と深いサスティーンが魅力で、弾き手の表現とニュアンスをレスポンス良く反映してくれます。
ネックはアフリカンマホガニーの1ピースで、”Extra Slim U Neck”シェイプを採用。抜群の演奏性を出しつつもHeadwayネックの特徴である安定性はもちろん考慮され、カーボンバーを入れる「ハイストレングネック」仕様によって剛性を高めています。カーボンバーの効果は安定性のみでなく、不要なネックのしなりを抑え弦の振動がスムーズにボディトップに伝わることにより、高音域の表現力が向上しています。
指板/ブリッジにはエボニー材を採用。ペグは比較的中音域が強めに出る34ブレーシングにおいてバランスをとるために軽いオープンギアの”Gotoh SXN 510V-06M”を採用。ナットがタイトにペグを固定することによりペグとヘッドの間に遊びが生まれずにしっかりと振動をサポートします。
非常に高い品質と素晴らしいサウンドに加え、様々な面に考慮した工夫や最新技術が駆使された、お勧めの日本製モデルです。