使い込まれたプロポーションもかっこ良い「S.ヤイリ」の名器”YD-302″。
演奏性も良く”L.R.Baggs M1″搭載の実戦的な個体です。
国産アコースティックブランドの老舗”S.Yairi”
Martinスタイルのアコースティックギターを中心に製作・販売し、その品質の高さとサウンドの良さで人気を博し、70年代のフォークブームを支えました。
当機は、シリアル(16300)より、おそらく70年代前半に製造された個体と思われます。
トップはスプルース単板、サイド&バックはローズウッドで、木材はいずれも良質なものが使用されていることが伺えます。
色味の濃い指板は、エボニーだと思われますが、資料がなく断定はできません。
ネックは太くしっかりとしたマホガニーネックでノンアジャストロッドならではの太く力強いサウンドが特徴です。
各部の作り、組み込み、仕上がりも丁寧で品質は高く、音の太さと中低域、響きのしっかりとしたサウンドのマッチングで、演奏性、
サウンド共にとても良い良質な1本です。