名器”マッド・キャット”が入荷。70年代後期のレア個体。
“H.S.Anderson”は1973年にデビューし、当時としては斬新かつユニークなモデルを製作していたブランドです。
日本のオリジナルギター史の中でも品質面で極めて高い評価を得ており、現在でも国内外の市場で需要が高く、その品質はその後の”Bill Lawrence”や”Aircraft”といったブランドに受け継がれています。
“MAD CAT”は、その中でも極めて人気のあるモデルで、現在でも「名器」として語り継がれています。
HOHNER USA社からの依頼で「HOHNER」ブランドとして何本か輸出されたこともあり、その中の1本が「プリンス」の手に渡り、映画「パープルレイン」でのメインギターとして使用された事で世界的に知名度が上がったモデルです。
フィギュアードメイプルのボディにステージ映えのよいアンバーフィニッシュのテレキャスターシェイプ。個性的な虎べっ甲柄のピックガード/ブリッジプレートが装着され、ボディバインディングとセンターにはウォルナット材のストライプが施された魅力的なプロポーション。
年代によって細部の仕様変更が見られる”Mad Cat”ですが、当機は、おそらく70年代後半に製造された個体とみられ、
ヘッドロゴのデザインや丸形のストリングガイド、バインディング素材等が初期型と異なる市場でも数が少ないレア個体です。
エッジの効いた歯切れの良さでエフェクトのノリも良いテレキャスライクな抜群のサウンドも魅力です。