シン・ラッカー・フィニッシュの”ヴィンテレ”。実測3.5kgで比較的軽量なホワイト・ブロンドの個体。
ヴィンテージ市場で人気のある年代のモデルを復刻した「アメリカン・ヴィンテージシリーズ」は、Fender USA レギュラーラインにおけるトップグレードの位置づけで、フェンダー社を代表する歴史のあるシリーズ。上位ブランドのフェンダー・カスタムショップと比べても遜色のない「ヴィンテージへのこだわり」と「高いクオリティ」が共存したモデルです。1982年から発売され、2018年に登場した”American Original Series”の発売を受けて一時生産完了となりましたが、2022年にファンの熱い要望に応えて”American Vintage II”として復活しています。
当機は、1958年頃のヴィンテージ・テレキャスターを再現し、シン・ラッカー・フィニッシュで仕上げられた、2004年製の American Vintage ’58 Telecaster”。ハイ・クオリティなヴィンテージ・リイシューモデルとして、ヴィンテージ・フェンダー系ファンには非常に高い人気の定番モデルです。
“テレキャスター”にとって重要な年と言われる1958年は、薄いネック・シェイプが主流となり採用され始めた年で「50年代前半より薄く60年代より若干厚い」というDネックシェイプも忠実に再現されています。
ボディには、シャープな粒立ち感と心地良いレンジが迫力を生み出すアッシュ材をセレクト。極薄のラッカー塗装で仕上げられ、杢目がキレイに透けて見えるクールなホワイト・ブロンドのフィニッシュ。ブラスの3サドルブリッジ/1Pピックガード等、各部の木材、作り、各パーツに至るまで、高い再現度を誇ります。
製造より約20年を経た個体ですが、目立つダメージもなく良好なコンディション。実測3.5kgと比較的軽量なのも魅力的です。