銘機”ベースマン”の’59リィシューモデル。
保管や持ち運びに便利なツアーケースが付属します。
1952年に誕生したばかりのプレシジョン・ベースの為、本来ベース用アンプとして開発された”Bassman”でしたが、”Bassman”が持つ魔力とも言うべき音の魅力に多くのギタリストが注目し始めるのにそれほど長い年月は必要ありませんでした。現在ではすっかりギターアンプの銘機として歴史に名を刻まれています。まさにフェンダー・アンプの基礎を築いただけでなく、米英両国において、その後生産されることとなる多くのアンプの先駆けとなりました。
1954~1960年にかけては、10インチのJensenスピーカーを4発搭載したツイードのベースマンが何種類か生産されましたが、4インプットの59年製はプレイヤーやヴィンテージ・アンプのコレクターの間で特に評価が高く、リイシューもこの年のものを元に作られています。
当機は、2003年頃に製造されたと思われる”Fender ’59 Bassman LTD”。スピーカーにはJensen製の10インチ アルニコ・スピーカーを4発搭載し、見た目のデザインから回路やサウンドまで、当時のオリジナル・スペックを忠実に再現できるよう製作されております。もちろん、量産化の為のプリント・サーキット・ボード導入や保安基準を含む各種規制との兼ね合いもあり、全てが完全に同一とは言えませんが、回路自体はオリジナルと同様のものとなっており、ボリュームを上げた際のオーバードライブはまさにあの時代のサウンド。ナチュラルなアンプによるやや粗く密度の濃いドライブが体感できます。