熟練の職人集団が集い、独自のアイデンティティと妥協なきハンドメイド生産を貫く純国産アコースティックギターブランド「K.Yairi(ヤイリギター)」。その歴史の中で、特定の楽器店が熱い情熱を持ってヤイリに特注を依頼した「ショップオーダーモデル(カスタムモデル)」は、レギュラーラインにはない稀少な仕様と圧倒的なビルドクオリティから、現代のジャパン・ヴィンテージ市場において極めて高い神格化が進んでいます。今回は、埼玉県草加市のお客様より出張買取にてお譲りいただいた、1978年製の幻のカスタムモデル「TG-55」をご紹介いたします。
| 買取商品 | K.Yairi TG-55 (1978年製 / 谷口楽器オーダーモデル) |
|---|---|
| 買取方法 | 出張買取 |
| 買取地域 | 埼玉県草加市 |
| 商品の状態 | 使用感あり(1970年代製ジャパン・ヴィンテージ/オール単板仕様) |
幻の名器と謳われる”GUILD D-55″オマージュモデル。楽器店より”K.Yairi”に依頼して製造された希少なショップオーダーモデル。
1978年頃に製造された幻の名器と謳われる”GUILD D-55″完全オマージュモデル”TG-55″。
当時、東京にある谷口楽器さんが”K.Yairi”にオーダーしていたレアなショップオーダーモデル。
このモデルのサンバーストカラーを吉田拓郎さんが気に入って使用していたことはファンの間でも有名です。
独自路線の”K.Yairi”がコピーモデルを製造していたことも驚きですが、本物と見間違うくらいの完成度の高さは”さすが”です。
トップにスプルース、サイド/バックにはローズウッドを採用したオール単板モデル。ネックには希少材のホンジュラスマホガニーが使用され、指板/ブリッジにエボニー、メキシコ貝のインレイ装飾、ペグチューナーには”Grover”が採用されたゴージャスなスペックのアコースティックギターです。
重量感のあるドシッとしたサウンドと煌びやかな高音で演奏していて気持ちの良い”ギルド”ライクな音色も魅力です。
本機「TG-55」の楽器としての凄みは、1970年代のギルド(GUILD)が持っていた「武骨でタフな作りと豪快な鳴り」を、ヤイリの超一級の木工技術で完全にトレースしている点にあります。当時としても最高級の材料であった高級ホンジュラスマホガニーを惜しげもなくネックに使用し、ボディはトップ・サイド・バック全てが単板仕様(オール単板)。さらにギルドD-55の象徴である、メキシコ貝とマザーオブパール(白蝶貝)を組み合わせた大型の「ブロック&ウェッジ・フィンガーボードインレイ」や、ヘッドのシールド・インレイまで徹底的に再現。45年以上の歳月を経てトップのスプルースとサイド・バックのローズウッドが完全に枯れきっており、本家ヴィンテージ・ギルドの持ち味である「重厚で腹に響く強烈な低音」と「メロディアスに抜ける高音」が素晴らしいバランスで弾き出されます。
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1978年の製造から前線で長年かき鳴らされてきたことが一目で伝わる、凄みのある「使用感あり」のプレイヤーズコンディションです。ボディトップやサイド・バックには年代相応の細かな擦り傷、ピッキング痕、米粒大の打痕、グローバーペグの鈍いサビやくすみ等が見受けられます。しかし、オール単板モデルに発生しがちな木部の致命的な「割れ(クラック)」やブリッジの剥がれなどはなく、半世紀近くの激動を生き抜いてきた本物のヴィンテージ・ギターだけが持つ抜群の風格を放っています。
コンディション詳細
外観には相応の使用感や小傷が見られますが、木部および演奏機能は徹底してメンテナンス済みです。目の詰まったホンジュラスマホガニーネックは極めてタフで、目立つ反りや元起きはなく最適なストレートをキープ。トラスロッドは経年により締め込み方向に硬さはあるものの、まだしっかりと左右に回り調整幅を残しています。エボニー指板のフレットは、ローポジションを中心に摩耗が見られますが全体で6割前後の高さを残しており、ビビりや音詰まりなく全弦がパワフルに発音します。トップ板の過度な膨らみ(腹起き)もなく、サドルの高さも十分に確保されています。
査定ポイント
・世界的な再評価により市場で品薄状態が続く、1970年代製「K.Yairi(ジャパン・ヴィンテージ)」の歴史的価値
・東京・神田の老舗「谷口楽器」が特注した、市場流通数が極めて少ない幻のショップオーダーモデル「TG-55」
・オール単板、ホンジュラスマホガニーネック、エボニー指板、メキシコ貝インレイなど現行では再現困難な超豪華ウッドマテリアル
・吉田拓郎氏の愛用エピソードも含め、フォーク・ニューミュージック黄金期を支えたコレクターズアイテムとしてのプレミアム評価
・出張買取(埼玉県草加市のご自宅まで迅速にお伺いし、年代物のオール単板モデルの乾燥状態や希少性を詳細に鑑定した納得の高額査定)
買取相場について
K.Yairiの1970年代製オールドモデル、特に「TG-55」のような超限定的なショップオーダーかつオール単板仕様の個体は、国内外のジャパン・ヴィンテージコレクターから凄まじい引き合いがあるため、中古市場における買取相場は極めて高水準で推移しています。当時のカタログに載っていないレアモデルは、一般的な総合リサイクルショップなどでは価値が分からず安価に買い叩かれがちですが、当店では谷口楽器のオーダー背景や本家ギルドD-55へのオマージュ度、贅沢な木材価値を正確に査定。歴史的遺産としての価値を最大評価した最高水準の買取価格をご提示しております。
まとめ(買取の観点から)
今回お売りいただいた1978年製の「TG-55」は、ヤイリのクラフトマンシップが他社への深いリスペクトとともに結実した、まさに日本のフォークソング黎明期の熱気を感じさせるロマン溢れるヴィンテージアコギでした。半世紀近く使い込まれた相応の使用感や傷はございましたが、その圧倒的な希少性とオール単板ならではの豪快な生鳴りを正当に評価し、納得の最高額査定へと反映させていただきました。
当店ではK.Yairi(ヤイリギター)のヴィンテージモデル(TGシリーズ、YWシリーズ、カツオ・ヤイリ期等)をはじめ、現行のレギュラーライン、カスタムショップ製品まで徹底強化買取中です。さらに本家GUILD(ギルド)やMartin、Gibsonなどのアメリカン・アコギも高価買取いたしております。埼玉県草加市、川口市、越谷市近隣や東京都内で、大切にされてきた秘蔵のコレクションをご売却の際は、ぜひ【サウンド-プラグ】にお気軽にご相談ください。
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