
1983年製、生産数の少ないレアな”YAMAHA SG1500″。
サウンド/演奏性の良さと美しいデザインを持つ国産の名器。
素晴らしいサウンドと抜群の演奏性、そして美しいデザインを持ち合わせ、ソリッドギターの雄として世界中のギタリスト達に愛されてきた”ヤマハ SGシリーズ”は、1966年の発売当初から今日に至るまで長年の間、プレイヤーを魅了し続けています。
当機は、1981~1984年の間に製造されていた”YAMAHA SG1500″。ミドルクラスとして開発されましたが、”SGシリーズ”の中では生産数が少なかった比較的レアなモデルです。
ボディはメイプルトップ+マホガニーバックのワンピース構造、ネックはメイプル+マホガニーのスルーネック仕様でSG2000等のTクロスワンピースネックとは異なり、ボディ上面からスルーネックが判別出来るルックスになっているのもSG1500の特徴の一つです。指板にはローズウッドが採用され、この年代ならではの良質な木材、高度な木工技術で仕上げられた本体からは当時の国産ギターのクォリティの高さが伺えます。
ピックアップにはセミオープンハムバッカーが2基搭載され、ToneノブのPUSHでバイサウンド・システムがONとなり、シングルサウンドが得られる事で幅広いサウンドメイクが可能です。
サウンドは、パワーのある粒立ちの良いハムバッカーとのマッチングで、非常にブライトかつ太くクリアーでハッキリとしたトーンを生み出しており、スルーネック仕様による、伸びやかで豊かなサステインが魅力です。ツヤとハリのあるクリーンサウンドから深く細かく歪む伸びやかなディストーションサウンドまで、キレイな音程感と抜けを保ちます。エフェクトのノリも良くフュージョン系やモダンなサウンドにも最高にマッチする1本です。