グレッチのイメージが強いチェットアトキンスですが、グレッチとのエンドース解消後、ギブソンのギターを使用する事が多く1986年には、ギブソンより自身の名を冠したモデル、カントリー・ジェントルマンが発表されました。
フレイムメイプル材を採用した17インチのシンライン・アーチトップボディ。
独立したVolとMasterVol、クラシカルなサムネイル・インレイやビグスビー・ビブラートなどグレッチに似た構造にエルボーガードが採用されるなど、とても洒落たプロポーションのモデルに仕上がっています。
ピックアップには”Gibson 492R/490T”が搭載され、グレッチ版に比べ輪郭のはっきりした芯のあるサウンドが特徴で、ウォームなクリーンからオーバードライブサウンドまで、カントリー・ミュージックのみならず、ジャズ/ブルースやクラシックスタイルなロックにもマッチしてくれそうなポテンシャルを感じる1本です。
既に2005年で生産が完了しており、中古市場でも中々出てこない希少なモデルです。