
山中金光氏は、1960年代に活躍された名古屋のクラシックギター製作家。
資料が少ないため詳細はわかりませんが、トップ材は杉(Cedar)、バック材はマホガニーと思われます。
あくまで目視での所見ですので使用マテリアルに関しては断定できませんので予めご了承ください。
鳴りも良く、塗装は(これも)おそらくになりますがセラックで仕上げられ、杢目も美しくとても雰囲気のあるレキントギターです。
◎レキントギターは通常のクラシックギターよりボディサイズが小さく、ネックも短く高音が出やすいように設計されているギターで、通常より4度高いチューニングをして、クラシックのギターアンサンブル等で使用される事が多いギターです。レキントを通常のレギュラーチューニングで使用される方も多いようで、その場合は弦のテンションが緩くなり、音色も柔らかく押さえやすい利点があります。