
“ES-335″の持つサウンドと存在感を保ちつつ、取り回しやすいボディサイズを実現した”Epiphone ES-339″。
フルサイズ・セミアコの名機「ES-335」の魅力を、ひとまわりコンパクトなサイズに凝縮したモデル、Epiphone ES-339。セミアコ特有の豊かな鳴りとウォームなトーンはそのままに、取り回しの良さを追求した一本です。
ボディにはラミネイト・メイプルを使用し、中央にはソリッド・センターブロックを内蔵。セミホロウ構造ならではの空気感と、フィードバックを抑えたタイトなレスポンスが共存しています。アンプからの音作りもしやすく、ライブでもスタジオでも扱いやすいサウンドが魅力です。
ピックアップには、EpiphoneオリジナルのAlnico Classic PROハムバッカーをフロント/リアに1基ずつ搭載。クリーントーンでは甘く繊細に、ドライブさせれば中音域がグッと前に出てくる、芯のあるロックサウンドを生み出します。ブルース、ジャズ、ロック、ポップスまで、ジャンルを選ばない汎用性の高さが光ります。
ネックはマホガニー、指板はインディアン・ローレルで構成され、24.75インチスケールとセットネック仕様により、スムーズで滑らかな弾き心地を実現。ネックシェイプはモダンな“C”カーブで、コードワークからリードプレイまで快適にこなせる仕様となっています。ミディアムジャンボフレットの採用により、程よい握り心地とプレイアビリティの両立も魅力です。
コントロールは2ボリューム/2トーン+3Wayセレクターの王道レイアウトで、直感的な操作が可能。それぞれのボリュームノブを引き上げることでコイルタップが作動し、ハムバッカーからシングルコイル風のクリアで繊細なトーンへ切り替えることもできます。ジャンルやプレイスタイルに応じた多彩な音作りが可能な、実用性の高い仕様です。
また、ヴィンテージスタイルのチューナーや、クリームカラーのバインディング、クラシカルなドットインレイなど、ルックス面でもEpiphoneらしい美しい仕上がりが感じられます。
フルサイズのES-335に比べてボディがひとまわり小ぶりなので、座っての演奏にも立っての演奏にもフィットし、女性プレイヤーや小柄な方にもおすすめです。レスポールと同様のスケール感で演奏性も抜群。セミアコの入り口としてはもちろん、メインギターとしても頼れる1本です。