
良質な国産エレキギター「SG500」。YAMAHA SGの血統を受け継いだコスパモデル。
SG500は、YAMAHAが誇る名機「SGシリーズ」の血統を受け継ぎながら、より多くのプレイヤーに手が届くモデルとして登場しました。70年代後半は国内外でYAMAHA SGの評価が急上昇した時期であり、その流れを支えたのがこの”SG500″です。
ボディはアガチス・バックにメイプルトップをラミネートした構造で、軽量かつ取り回しやすいのが特長。マホガニーを使用した上位機種とは異なり、アガチスならではの明るく歯切れの良いトーンを持ち、クリーンでもドライブでも抜けの良さが際立ちます。70年代YAMAHA特有の確かな組み込み精度と剛性も健在です。
ネックはマホガニー/ローズウッド指板のセットネックで、サステインの豊かさと安定したピッチ感を実現。ミディアムスケールにより、レスポールタイプの弾き心地を求める方や手の小さいプレイヤーにも快適な演奏性を提供します。
ピックアップにはオリジナルのハムバッカーを2基搭載。ウォームで厚みのある中低域と、程よくエッジの効いた高域を両立しており、ロック、ブルース、フュージョン、ポップスと幅広いジャンルに対応可能です。
コントロールは2ボリューム/2トーン+3Wayトグルスイッチの王道スタイルで、直感的なサウンドメイクが可能です。
外観はダブルカッタウェイの美しいボディシェイプに加え、バインディングやディッシュインレイなど、シンプルながらもSGシリーズらしい品格あるルックスを備えています。
1970年代製のYAMAHA SGは年々市場での評価が高まりつつあり、SG500もその例外ではありません。当時の国産クラフトマンシップと、時代を超えて通用する演奏性を味わえる一本です。コレクションにも、即戦力のステージギターとしてもおすすめです。