
“Paul Reed Smith”といえば、セットネックの”Customシリーズ”が標準モデルとして有名ですが、 サスティーンがあるセットネックよりも、フェンダーのようにボルトオンネックで歯切れの良いサウンドが欲しいというユーザーの要望に答える形で、1988年にメイプルネック、ローズ指板のデタッチャブル方式を採用した”PRS CEモデル”が誕生しました。
本機は、1998年製の”Paul Reed Smith CE22 Mahogany”です。 CEシリーズは、2016年に復活していますが、ボディトップがSEのようなベルドカットに変更され、ケースもハードケースではなくソフトケース付属になったりで、Customの廉価版としての側面が強くなった事に賛否両論がありますが、本機はトップもCustom同様の美しいアーチを描き、ドットインレイは天然の貝を使った豪華なもので、カスタムと比較して安価なモデルという位置付けとは異なる、在りし日のCEモデルです。 コイルタップのできるロータリースイッチにより、フェンダー系のようなカッティングに向いた歯切れの良いトーンで演奏することも可能です。