1991年製の”U.S. Vintage ’52 Telecaster”。
ボディ/リフィニッシュ、フロントPUをハムバッカーに換装。
ヴィンテージ市場で人気のある年代のモデルを復刻した「アメリカン・ヴィンテージシリーズ」は、Fender USA レギュラーラインにおけるトップグレードの位置づけで、フェンダー社を代表する歴史のあるシリーズ。上位ブランドのフェンダー・カスタムショップと比べても遜色のない「ヴィンテージへのこだわり」と「高いクオリティ」が共存したモデルです。
そのルーツは、1982年にさかのぼります。それまでフェンダーは、過去のギターの仕様を再現したリイシュー・モデルの製造をしたことがありませんでしたが、80年代のビンテージ・ギター・ブームの煽りを受け、1982年に”ビンテージ・シリーズ”を発表。その後はシリーズ再編に伴い、1998年に“アメリカン・ビンテージ”と改名。2018年に登場した”American Original Series”の発売を受けて一時生産完了となりましたが、2022年にファンの熱い要望に応えて”American Vintage II”として復活しています。
当機は、1952年頃のヴィンテージ・テレキャスターを再現した、1991年製の”U.S. Vintage ’52 Telecaster”。ハイ・クオリティなヴィンテージ・リイシューモデルとして、ヴィンテージ・フェンダー系ファンには非常に高い人気の定番モデルです。
ボディは薄塗りのラッカー塗装でリフィニッシュされております。また、フロントPUがハムバッカーに換装されており、実測、約4.1kgと重めの個体ですが、その分サウンドも太くパワーと厚みのあるファットなリードトーンからリアのシングルPUで高音域の効いたテレキャスらしいジャキジャキのカッティングサウンドも得られます。
注)当機は、改造等がふくまれますので詳細は下記をご確認ください。
◎フロントのPUがハムバッカー(Seymour Duncan 59BJ)に換装されております。ザグリはキレイに施されています。◎ボディはラッカーの薄塗りでリフィニッシュされております。あまり目立ちませんが、よく見ると下地の小傷が数ヶ所確認できます。◎ネックジョイントプレートが換装されております。シリアル付きのプレートですが、おそらく1963年頃のプレートだと思われます。◎ストラップピンが、ロックタイプに換装されております。