
今井博水氏は、田村満氏、中出阪蔵氏にギター製作を師事し、その後独立して製作家として確固たる評価を築いていましたが、惜しくも1997年に47歳の若さで亡くなられました。
当機は、氏が1981年に製作した”NO.20S”総単板モデルです。
表面板にスプルース(松)、側面板と裏板にはローズウッドといずれも良質な材が採用され、塗装はカシューにて仕上げられております。
ヘッドにはナシ地彫が施され、高級感のある外観となっております。
からっと明るい音色で、パワフルな鳴り方をするギターです。