
ポール・ギルバートの初代シグネチャーモデル。
ジュエルブルー、本人サイン入りの強い存在感を放つ一本。
1989年に登場した”Ibanez PGM100″は、ポール・ギルバートの初代シグネチャーモデルとして、今なお高い人気を誇る名機です。彼のスタイルを象徴する“Fホールペイント”や、独自のピックアップ構成、テクニカルプレイに最適化された設計など、当時のアイバニーズが誇るクラフトマンシップが凝縮された一本として、多くのギタリストから支持を集めました。
中でも本機に採用されている「ジュエルブルー(JB)」のカラーリングは、鮮烈なブルーにピンクのアクセントが映える、視覚的なインパクトも絶大な仕上がり。ライブ映えするカラーとしてポール本人も好んで使用していたことから、ファンの間でも特に人気の高いフィニッシュのひとつです。
ボディはバスウッド、ネックはスカーフジョイント構造のメイプル材、指板にはローズウッドを採用し、W(ウィザード)シェイプの極めて薄いネックが、滑らかな演奏感を実現しています。ピックアップは”DiMarzio PAF Pro”を搭載したHSH構成で、多彩なサウンドメイキングが可能。エッジトレモロブリッジにより、アグレッシブなアーミングも安定して行えます。
“PGM100″は、ただのシグネチャーモデルにとどまらず、80年代末から90年代初頭のロック/メタルシーンの象徴であり、Ibanezが世界市場でシェアを拡大していく礎となった歴史的モデルでもあります。
また、コントロールキャビティのバックプレートにはポール・ギルバート本人の直筆サインが入っております。
現在、市場において状態の良いPGM100自体が減少傾向にある中、ポール本人の筆跡が刻まれたこの個体は、演奏用としてはもちろん、コレクションとしても強い存在感を放つ一本です。