
82年製、アッシュボディ/ナチュラルフィニッシュのプレべ。
年代のわりに比較的軽量な個体ですが、サウンドは抜群です。
世界初の”エレクトリック・ベース”として’51年後期に誕生した”プレシジョンベース”。
当初の”プレシジョンベース”は、既発のエレクトリックギター”テレキャスター”の流れを汲む外観を持っていましたが、”ストラトキャスター”の発売を受けて、57年には、ヘッド/ボディ形状が”ストラトキャスター”スタイルに変更され、ローノイズで大出力が得られる”スプリットコイルピックアップ”が搭載され、現在もロックンロールのアイコンとして愛され続けている”プレシジョンベース”の完成形が生まれました。
当機は、1982年製とみられるプレシジョンベース。ネックDateは滲んではっきりとは読み取れませんが、ポットDateが81年である事とシリアルNoより、この年代の製造と判断いたしました。
アッシュボディにワンピース・メイプルネック、ナチュラルフィニッシュの仕様。
おそらく、ピックガード/ブリッジは変更されていると思われますが、その他はPUやサーキットも含めオリジナルの状態を保持しております。
アッシュボディを採用し、重量級の個体が多いこの時期としては、本体重量は約4.3kgと比較的軽量で扱いやすいウエイトだと思いますが、しっかりとファットでロックなサウンドを持ち、レスポンスも良く厚みのあるプレべサウンドを体感できます。
程よく飴色に変色し、年代を経たオーラを纏ったプロポーションも抜群のプレべです。