
“DC-16E”は一見するとドレットノートのボディサイズですが、厚みが000サイズと同じ薄めのボディ胴厚になっています。 わずか2cm程度の違いですが、格段に抱えやすくなっており、特にライブ等スタンディングで演奏する場合にその効果が実感できると思います。
ボディとネックに銀色のアルミニウムに似た雰囲気を持つアクリル素材のバインディングを施しているのもこのモデルの特徴で、ステージで照明を浴びると、ギターのアウトラインが引き立つプロポーションも抜群のモデルに仕上がっております。 ローポジションからハイポジション迄変化の少ないシェイプのPAテーパー(薄型のネックシェイプ)が採用されており、演奏性が高く、いかなるポジショニングでも違和感無く演奏することが出来ます。 また、カッタウェイを採用したボディにより14フレット以上のハイポジションへのアクセスもスムーズになり多くのスタイルに対応できるよう進化しています。 マテリアルは、トップ材にスプルース、サイドバック材にはシカモアが採用されております。シカモア材はフラメンコギターなどにも使用される木材で歯切れ良く、レスポンスの良い鳴りでパワーのある響きが特徴です。ボディ容積もたっぷりとあるので低音もふんだんに響き、抜群に気持ち良い鳴りが楽しめます。 さらにピエゾのボリューム・トーンに加えマイクのボリュームコントールも出来るデュアルマイクのモデル。Fishman「Matrix VT Enhance」を搭載。 ピエゾPUを主とした音作りは従来同様ですが、ボディ内部に仕込まれたEnhance(コンタクトマイク)によりボディ内部の繊細な打音やピッキングのタッチのニュアンス等ピエゾマイクでは収音しきれない響きをアンプに出力することが出来ます。感度の高い収音を誇るEnhanceはピエゾと比較するとハウリングリスクがある為、単独のボリュームコントロールが搭載されており、ピエゾをメインとしたPUにEnhanceの生音らしさを任意のコントロールで追加することで柔軟に対応ができ、よりクリアなエレアコサウンドを出力する事が出来ます。