
ヴィンテージライクな”Canary Diamond”のデュオソニック。
扱いやすいコンパクトなルックスながらスケール感のあるサウンド。
1956年中頃にミュージックマスターの兄弟機種として登場したデュオソニック。
当機は、2017年くらいに製造された、デュオソニック HS “Special edition”。オフセット・シリーズの”DUO-SONIC”や”MUSTANG”は、さまざまなアーティストに使用されたモデルで90年代のミュージックシーンにおいては、ニルヴァーナをはじめとするオルタナティブ系ミュージシャンによって見出され世界的にも広く再評価されたことでも知られています。
アルダーボディにメイプルネック、指板にはパーフェロー材を採用、パーフェローは、CITES(絶滅のおそれのある野生動植物種の国際取引に関する条約)に追加されたローズウッドの代替としてフェンダーが切り替えを進めている木材の一つで、クリアでキレのあるサウンドが特徴。ショートスケールに汎用性のあるCシェイプネック、22フレットのミディアムジャンボフレットを採用し、手の小さな人や女性でも楽にプレイできるよう設計され、ブリッジは6サドルで裏通しのできるハードテイルタイプにすることで、弦のテンション感とチューニングの安定を計っています。また、個性的でレトロポップな”Canary Diamond”でフィニッシュされたキュートなプロポーションも魅力です。
ピックアップは、フロントにスラント配置されたシングルコイル、リアにはハムバッカーが搭載され、ハムバッカーをタップできるプル式トーンポットスイッチによって、多様なサウンド設計が可能。そのコンパクトなルックスとは裏腹にスケール感のあるサウンドを誇ります。