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ギターの塗装について。「ラッカーVSポリウレタン」

ブログ最終更新日:2023年08月23日

ポリウレタン塗装は70年代以降現代にいたるまで、エレキギターにおいて最もポピュラーな塗装です。
スプレーで一気に吹き付けて分厚く「層」を形成し、ギターをがっちり固めてしまいます。
この「層」が厚いことから、ラッカーを薄く塗った楽器よりも響きが悪いと思われがちですが、
決してそんなことはありません。

塗装が楽器の音に大変大きく影響するというのは、
リフィニッシュを体験した人にしかわからないことではありますが、 非常に重要なことです。
塗装面もボディの振動を受けて一緒に振動します。
塗装面が硬質であれば響きやすく、きちんと固まっていなければ響きにくいものです。

ポリウレタンは塗装が完成した時点でがっちりと固まっています。
塗装の状態で言えば、新品の状態がもっとも良く響くといえます。
一方ラッカーは乾くのが物凄く遅く、許せるぎりぎりのところで出荷しているのが普通です。
時間が経つにつれて音が良くなっていくけれど、それには10年以上要するといいますが、
そこまでのケアも大変ですから新品の時点ではポリウレタン塗装に勝てません。

アーティストのシグネイチャーモデルにポリウレタンが多いのも、それが理由です。
ツアーに持っていく自分専用の楽器が、納品された時点で最高の状態なわけです。
扱いに神経を尖らせる必要もありません。
しかも定期的にモデルチェンジするなどメーカーとの契約などありますから、
ラッカーがじゅうぶん乾くまでなんて待っていられません。

ただし、「新品の状態が最高」ですから、あとは徐々に調子が悪くなっていきます。
ウレタンは硬いがゆえに脆く、「内部剥離」といって目に見えないちいさな「剥がれ」がどんどんたまっていきます。
ルシアーさんからの伝聞なので詳しい解説は控えさせていただきますが、
ラッカーの楽器の音が良くなっていく上昇のカーブと、
ウレタンの楽器の音が悪くなってく下降のカーブがクロスするのが、 だいたい10年だといいます。

Fender C/S 62 Stratocaster Heavy Relic の写真

Fender C/S 62 Stratocaster Heavy Relic

例えばフェンダーのヴィンテージストラトは、70年代製と60年代製では価格差がかなりありますね。
ラッカー好きの偏った意見を述べさせていただくと、
40年も経って内部剥離が進行してしまっているであろうウレタンの楽器と、
50年も経って十分に塗装が硬化したであろうラッカーの楽器では、比べようがありません。
でもまあウレタンの古いストラトを比較的安価に調達し、リフィニッシュする、という裏技があり、
時間が経過したウレタン塗装のデメリットを価格に還元することは十分可能です。

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